この記事では、色がついた紙の中でもよく使われる用紙の一つとして挙げられる、レザック66について書いてみたいと思います。
レザック66の特徴は?

レザックとはレーザーライク(皮に似た)からの造語が名前の由来の用紙です。
そのレザックシリーズの中で最も有名なのがレザック66。
表面には独特の模様が入っていて、しなやかな質感が特徴の用紙です。
50色の色パターン
50色の色パターンが用意されています(2020年11月現在)。
ただ、菊判に関してはかなり色パターンが少ない模様。基本的には四六版を使う用紙だと認識しておいた方が良いでしょう。
厚さは6種
厚さに関しては6種。
四六判で100、130、175、215、260㎏です。
色と同様に菊判に関しては、厚さの種類も少なく、130と170㎏ベースしかありません。
菊判に関しては、希望の色、厚さがあればラッキーくらいに考えておいた方が良いようです。
レザック66の価格は?
レザック66の価格は特殊紙の中でも少し高めとなります。
特殊紙の価格標準であるヴァンヌーボVの約1.4倍程度。
大量に使用する場合などには注意が必要でしょう。
レザック66の使い道は?
価格面を考えても、大量に使用するのが難しいレザック66。
よく使われているなと思うのが、書籍の見返しや拍子などです。
豊富な色パターンや、質感や模様が、アクセントとして機能するといったイメージです。
また、DMや封筒などに使用し、高級なテイストを演出するということもできるのではないでしょうか。
レザック66を使う上での注意点
レザック66を使用する上で気をつけなければならないのは模様です。
ランダムに模様が入っています。
印刷する絵柄の邪魔になったりしないかは注意が必要でしょう。
人の顔の上に濃い模様が重なってしまって大惨事ということなどがあるので気をつけましょう。
さいごに
色がついている紙で、ちょっと変わったものというオーダーの際に候補に挙げられるレザック66。
その費用面から、使う頻度が以前よりも減ってきているという実感はありますが、小ロットもの、小型の印刷物などに使用すると、少し気の利いた印刷物が仕上がるかもしれません。
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