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マーメイドってどんな紙?特徴は?

この記事では「マーメイド」という用紙について書いてみます。

質感のある特殊紙と言えばマーメイドっていうくらい、ある時期までは印刷営業マンの登竜門的な紙でした。

目次

マーメイドの特徴は?

「マーメメイド」はフェルト調の少しエンボスがかった用紙です。

嵩高(用紙の重さの割には厚みが感じられる)、紙表面がでこぼことしたエンボス調になっています。

色バリエーションも豊富で、60色程度のラインナップがあります。

価格帯は少し高めの特殊紙というレベル。小ロットの印刷物であったり、書籍の一部に使う分にはそれほど高額にはならないでしょう。

マーメイドの厚さは?

用意されている厚さは、色によってことなりますので要注意です。

四六版の70㎏から240㎏まで用意されていますが、使いたい色がどの厚さに対応しているのか、随時確認をする必要があるでしょう。

マーメイドを使う上での注意点

一番注意しなければならないのはエンボスについて。

凸凹があるエンボス調の用紙です。印刷の色のノリについてはあまり期待できないでしょう。

特に「ベタ」については、色ムラなどが十分に想定されます。

ベタをポイントとしたデザインに利用する場合は注意が必要となります。

マーメイドの用途

水彩画などに使われるような、質感とちょっと高級感のある用紙です。

使い道としては結婚式関連の印刷物や、記念誌など少し高級な本の一部として使うことが多いのではないでしょうか。

さいごに

今ほど特殊紙のラインナップがない頃は、変わった紙、色のついた紙と言えばマーメイドというイメージでした。

最近は少し登場頻度が減りましたが、色バリエーションが豊富、フェルト調の独特の質感ということを考えると、今一度その実力を見直してみると面白いかもしれません。

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この記事を書いた人

柴犬2匹と暮らす傍ら札幌の印刷会社で営業をしています。

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