この記事では、上質紙の代表銘柄でもある、しらおい上質紙について書いてみたいと思います。
聞いたことがない名前の用紙かもしれませんが、実はかなり多くの印刷物に使われています。
しらおい上質とは?
しらおい上質とは、日本製紙が生産する上質紙です。
しらおい上質の特徴は?
しらおい上質にはいったいどのような特徴があるのでしょうか。
紙厚のラインナップは?
紙厚については一般的なナインナップが用意されています。
四六判ベースで70㎏、90㎏、110㎏、135㎏といった感じです。
もちろん菊判やA判も存在しますので、あらゆる用途に使うことができます。
また、四六判と菊判には180㎏と厚いものもあります。コシが必要な印刷物に使うことができます。
同じ日本製紙のNPI上質紙は、菊判の180㎏はありませんので、印刷物のサイズによってはしらおい上質を選んだ方が経済的でしょう。
紙の白色度は?
蛍光染料を使っていないため、NPI上質紙と比べると若干くすんだ印象があります(あくまで若干)。
ただ、蛍光染料を使っていないことにより、光源の変化を受け難いという特徴があります。
光源の変化を受け難いという特徴はどこに活かされるのか、ちょっと思いつかないのが正直なところではあります。
しらおい上質の価格は?
ごく一般的な価格です。コート紙やマットコート紙と同様、最も安い価格帯ということができるでしょう。
さいごに
上質紙ということで、際立った特徴はありません。
ただ、色が沈みますので、写真などのノリは悪くなると考えて良いでしょう。
ですから、文字ものであったり、記入欄あるようなものを中心に使うことになるのではないでしょうか。
応募はがきや総会資料であったり、子供向けの学習帳のような用途で使われることが多くあります。
年賀状にも適しているでしょう。
しらおい上質は白色度が少し少ない用紙ですから、写真にもできるだけ気を使いたいとった場合は、NPI上質紙を選んでおくのが無難かもしれません。
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