この記事では印刷の現場で最近耳にすることが多くなった印刷用紙である、b7トラネクストについてその特徴を書いてみます。
あまり使用したことがなかったのですが、調べてみると思っている以上に使い勝手の良いすぐれた紙であることがわかりました。
目次
b7トラネクストの特徴は?
b7トラネクストは日本製紙の書籍用紙です。
特徴は重さの割には紙に厚みがある嵩高用紙であること、塗工の加減が微妙であることによるラフさといった2点となります。
発色もよく、コート紙ほどではありませんが、マットコートと同等、もしくはそれ以上の印刷ののりが期待できます。
四六判はもちろん、菊判、A版、B判までラインナップがあり、厚さのバリュエーションも豊富なため、様々な用途に使えるのではないでしょうか。
おすすめは、その嵩高な面などを考えると、商品カタログやパンフとなるでしょう。
ページ数のわりにコシが出ますからね。
b7トランクスとの価格は?
b7トラネクストは特殊紙ではなく一般紙扱いとなりますので、そこまで高額ではありません。
コートやマットコートよりは高額ですが、ヴァンヌーボなどと比べるとかなり割安でしょう。
b7トラネクストを使う上での注意点は?
正直さほど注意することがないような気がします。
安いといってもコート紙よりは高いため、大ロットの場合は印刷費が高額になる恐れがありますが、強いて言えばそのくらいしかデメリットはありません。
かなり使いやすい印刷用紙と言えますので、b7トラネクスト、一度試してみてはいかがでしょうか。